2011年11月30日

シスタークワイア・Bella Donna

和歌山のハッパーズはマスクワイアhuman noteの中の一チームです。
そして、同じくhuman noteの中のチームである住吉区のクワイアBella Donnaさんとはシスタークワイアで、お互いに刺激を与え合いながら活動しています。

両チームともまだメンバーが少ないので、今後は時には合同で自主練やライブなどをしていきたいとも思っています。

私エムは8月からBella Donnaさんでもレッスンを受けており、今はBella Donnaのメンバーでもあります。
11月19日に市民交流センターすみよし北で開催された「ふれあい歌のフェスタ2011」というイベントにBella Donnaの一員として参加してきました。

控室での写真です。
「これから歌いにいくぞ!笑顔でね。エイエイオー♪」



Bella DonnaさんのHPが新しくなっています。
互いにリンクさせていますので、左の「お気に入り」のアドレスをクリックしてみてください
とても素敵なHPにつながります。


さて、Bella Donnaさんですが・・・
初日のレッスンで講師のK先生が「マダ~ムな声ねぇ」と評されたごとく、大人なチームです。
声が大きくてボリューミーです。
メンバーがひとりひとり個性的です。
パワーがあります。
団結しています。仲いいです。
歌好き!パワーが溢れていて、いつもレッスンでエネルギーをもらっています。


普段練習している会館は桜の木がたくさんある公園に面していて、とても立派なホールがあり羨ましいです。

それから、最寄駅の駅前にネットでも高評価のカフェがあります。

ヤマダカフェ

ライブもできる雰囲気のあるカフェです。

先日のリハーサルの後にみんなで寄って、「シュークリームセット」を食べてきました。Good!!!


来年3月18日には“ヒルズパン工場” 通称ヒルパンでライブをします。
http://livehillspankojyo.com/

衣装も素敵なんですよ~。

是非聴きに来て下さいね。  


Posted by MIHO at 15:47Comments(2)

2011年11月25日

瑞宝太鼓さんとの共演 「ウタのタネ in ビッグ・アイ」

「この感動をどのように表現したらいいのか・・・」

23日の「瑞宝太鼓×human note」コラボコンサートのあと、最寄駅のホームで私はこんな風に“つぶやいた”。

あの感動はなんだったんだろう。


(今回のステージ。human noteからは約200名の出演。そして一般参加者さん30名ほど。)

あの日、エンディングのステージで瑞宝太鼓の人たちのすぐ後ろに私は立っていた。
彼らの首筋、背中には玉の汗が光っていた。
その表情は、、、直前の太鼓の演奏中とは一変していて実に柔らかかった。

----------------------

彼らのステージはすごかった。すごいとしか言いようがない。
太鼓。すごい。こちらに迫ってくる音。響き。小気味良いリズム。バチさばき。
そして演者のさけび。表現。どれもこれもすべてすごい。
ホールが震える。ホールだけでなく建物全体が揺さぶられている。
一糸乱れぬ演技は、息をするのも忘れる程の迫力だった。
「魂の」という言葉はあまり好きじゃない私だが、彼らの太鼓の響きはまさに魂の叫びと表現したくなるものだった。

--------------------------

そして、今目の前にいる彼らはその時とはまた違う姿だった。

エンディング。「ふるさと」と「みんなトモダチ」を共に歌い共に演奏。
彼らの後ろ姿は、大きなステージを無事に勤めた安ど感と喜びに満ちていた。
緊張から解き放たれて、心の底から「あー、楽しい!」といっているような姿だった
彼らの自然な踊りは、心の底から湧きあがるほんとうの喜びの表れだった
そしてそれは太鼓の音、笛の音にもあられていた

最初は「今日の『みんなトモダチ』はいつもとちがうな~。のんびりした感じだな~、村祭りみたいだな~」と思いながら歌っていた私だが
目の前で太鼓をたたきながら、拍子木をならしながら笛をふきながら、歌に合わせて踊る彼らをみてると・・・
喉の奥から感動の塊が込み上げてきた


最近とみに涙もろくて今までも、頑張ってる人を見ると泣けてくることはよくよくあることだったが
きょうは、楽しい歌、のんびりしたリズムなのに、目の前の素直な喜びの姿に泣けてきた。喜びという言葉では言い表せない、もっと根源的もの・・・もっと人間的な・・・



<瑞宝太鼓>

長崎を拠点として活動している和太鼓のプロ集団。
彼らには知的障がいがある。
一般の国際的な太鼓のコンクールで入賞している。
日本全国だけでなく外国でも演奏している。

演奏の合間の語りでひとりのメンバーが話した。
施設にいたころの夢をこう語った。

「故郷にかえりたい」「家族と暮らしたい」「働きたい」「結婚したい」「子どもがほしい」

そして・・・

「僕たちはひとりの人間として認めてもらいたい」
「でも、自分の気持ちをうまく話せない。それが僕たちの個性であり…障がい」
とも言った。
太鼓と出遭い「驚くほど努力をした」という。

パンフレットにもかかれていたが
「障がい者は『何もできない人』と言われることが多いが『何もさせてもらえなかっただけなのです。』」

「驚くほど努力した」といった彼らは今、自信と誇りに満ちている。


ステージからハケてくる私たちを笑顔と共にハイタッチで迎えてくれた。
泣き虫な私はまた泣き笑い。



「この感動…」。それは、障がい、偏見、孤独の中、社会に認められなかった人たちが、目標をみつけ希望を持ち努力して本来の人間らしい生活をとり戻し、音楽で喜びを表現するその姿がもたらしたものだったんだ。



音楽でつながる、音楽で一つになる、を実感したきょうのステージだった。

ありがとう。
この機会に巡り遇わせてくれたhumannoteに感謝する。




  


Posted by MIHO at 23:47Comments(2)ライブ